これで、デザインを ANSYS に送信して解析する準備が整いました。 デザインは次の状態のはずです。
スポット溶接を ANSYS Workbench に送信する場合、いくつかの制限事項があります。
- シミュレーションに使用できるのは、合致が存在する点のみです。
- マルチボディパーツ同士の場合、溶接点を配置する 2 つのボディが別々のパーツに属す場合はパーツ間に溶接点を配置できます。 同一パーツ内の複数のボディの間にスポット溶接を定義した場合、そのスポット溶接はシミュレーション対象として送信されません。
- 合致面が基準面のどちら側にも見つからない場合、指針となるエッジのオフセットを 0 にして溶接点を配置すると、シーム溶接に近い処理を行うことができます。
ANSYS Workbench の起動とデザインの送信
-
[ANSYS] タブの [ANSYS Workbench] をクリックします。
ANSYS が開き、デザインが読み込まれます。
-
ANSYS でストラクチャーツリーを展開すると、次のように [接続] ノードの下にスポット溶接が表示されます。
-
SpaceClaim に戻り、スポット溶接接合のいずれかを変更します。
-
ANSYS Workbench で [ジオメトリ] ノードを右クリックし、を選択します。
SpaceClaim と ANSYS でデザインが最新の状態になります。