[表示] タブの [スタイル] グループにある [レンダリングスタイル] ツールを使用すると、ソリッド面のレンダリング方法を変更できます。光沢仕上げ ([メタリック])、マット仕上げ ([プラスチック])、スケッチ仕上げ ([ブラシ])、またはハッチ線仕上げ ([ハッチ]) から選択できます。モデルに異なるレンダリングスタイルを割り当てることで、デザインを開発するとき、パーツ、アセンブリ、コンポーネントをより明瞭に視覚化できます。
下の図では、4 つのレンダリングスタイルを全て使用しています。ピッチャーの上部はプラスティック、取っ手とピッチャー本体はブラシ、 ブレードの土台部分はハッチ、ピッチャーの土台部分はメタリックに設定されています。
下図では、通常の表示モードが左側に、クイックレンダリングモードが右側に表示されています。通常表示モードは単一光源を、クイックレンダリングモードは複数の光源を使用しており、サーフェス上に空と雲の背景を反射させて、奥行きと質感を与えています。
ソリッドまたはサーフェスのレンダリングスタイルを変更するには
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ソリッドまたはサーフェスを選択します。
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[表示] タブの [スタイル] グループで
[レンダリングスタイル] をクリックします。
アイコンが変化して現在の設定を表示します。ただし常にシェーディングされた球として表示されます。
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[ハッチ]、[ブラシ]、[メタリック] または [プラスチック] を選択し、選択したソリッドまたはサーフェスにサーフェススタイルを適用します。
クイックレンダリングモードでオブジェクトを表示するには
Ctrl、Shift、R キーを同時に押すと、クイックレンダリングモードのオンとオフが切り替わります。
Keyshot レンダリングの操作
Keyshotv2.2 v3.0 をインストールすると、DesignSpark Mechanical を起動するたびに、インストール済みの Keyshot 材料とプレビューイメージが自動的に検索され、使用可能な最近のレンダリング材料が提供されます。
Keyshot? によるレンダリングが、ライトウェイトアセンブリコンポーネントに対して実行できるようになりました 。ライトウエイトコンポーネントとは、デザインをグラフィックのみで表現したもので、そのコンポーネントのグラフィック情報のみが読み込まれます。 ライトウェイトコンポーネントを使用してデザインをレンダリングすると、メモリ容量とファイルサイズが削減されるため、DesignSpark Mechanical の処理速度とパフォーマンスが向上します。
Keyshot? によるレンダリングが、メッシュオブジェクトに対して実行できるようになりました 。メモリ容量が不足していると、一部の非常に大きなオブジェクトは、メッシュオブジェクトとしてしかロードできません。メッシュオブジェクトをレンダリングすると、メモリ容量とファイルサイズが削減されるため、DesignSpark Mechanical の処理速度とパフォーマンスが向上します。