ジャーナルは、デザインを閉じるなどのファイルに対する操作を含む、デザイン作成中に実行した操作を記録するものです。エラーを回避するには、新規に開いた DesignSpark Mechanical アプリケーションでジャーナルをリプレイする必要があります。
また、DesignSpark Mechanical では、情報は自動的に Space Claim.log ファイルに記録されます。このファイルは次のディレクトリにあります。
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C:\Users\<User>\AppData\Roaming\DesignSpark Mechanical (Windows Vista, 7, 8)
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C:\Documents and Settings\<User>\Application Data\DesignSpark Mechanical (Windows XP)
ジャーナルファイルをコスメティックリプレイモードでリプレイすることができます。このモードでは、無関係なカーソル動作は省略され、スピン、パン、ズームなどの最小限のナビゲーション動作のみが表示されます。そのため、作成したジャーナルファイルを使って録画する場合、録画後の編集が不要になります。適切な場合、プルや、ジオメトリの動作と変更については、アニメーションが表示されます。
ジャーナルツールを表示するには
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DesignSpark Mechanical ボタンから [オプション設定パネル] を選択し、[一般] を選択します。
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[リボンツールバーにジャーナルタブ表示] ボックスをチェックし、[OK] をクリックします。
[ジャーナルツール] タブが表示されます。このタブには [ジャーナル] リボングループが含まれます。
現在の DesignSpark Mechanical セッションでの操作をジャーナルに保存するには
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[現在の項目の保存] をクリックします。
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ジャーナルを保存するディレクトリに移動し、名前を入力し、[保存] をクリックします。
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セッションで使用したデザインファイルを保存します。
前回のセッションのジャーナルをリプレイするには
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DesignSpark Mechanical を終了して再起動します。
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[前の項目をリプレイ] をクリックします。
保存したジャーナルをリプレイするには
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DesignSpark Mechanical を終了して再起動します。
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[再生] または [コスメティックリプレイ] をクリックします。
[再生] は、セッションで行われた動作を全て再生します。一方、[コスメティックリプレイ] は、無関係なカーソル動作を省略し、スピン、パン、ズームなどの最小限のナビゲーション動作のみを表示します。
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リプレイするジャーナルファイルを選択し、[開く] をクリックします。
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セッションの操作を確認します。
ビデオを作成するには
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[ジャーナル] タブの [ビデオを作成] をクリックします。[ビデオを作成] ダイアログボックスが開きます。
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場所を参照してファイルの名前を入力し、出力ビデオファイル (.avi) を指定します。
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ビデオコーデックを選択します。
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(オプション) ビデオ設定を調整します。
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ピクセルの深さ: (16、24、または 32) ディフォルトは 16 です。[ピクセルの深さ] は、ビデオのクオリティ (ファイルサイズ) を表します。[ピクセルの深さ] が高いほど、より多くの色がビデオに保持されます。
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フレームレート: ディフォルトは 10 です。
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圧縮: オンまたはオフ
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[録画] ボタンをクリックして、ビデオの録画を開始します。
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録画する操作を実行します。
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[停止] ボタンをクリックして、録画を終了します。録画が終了すると、指定した場所にビデオファイルが作成されます。
また、[ジャーナル] チェックボックスをチェックしてファイルを参照し、既存のジャーナルファイルを再生することもできます。ジャーナルの再生は遅延する場合があります。