[ポリゴン] ツールを使用して、3 〜 64 辺のポリゴンを作成できます。軸の位置、半径の長さ、方向付けの角度を寸法設定し、ポリゴンをスケッチする際の辺数を設定できます。
スケッチされたポリゴンの辺は、互いの関係を保ちます。3D にポリゴンをプルすると、ポリゴンの関係を持つ面はソリッドを選択したときのパターンを使用して表示されます。1 つの面やエッジを変更すると、関係する全ての面が影響を受けます。
ポリゴンを作成するには
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[スケッチ] リボングループの
[ポリゴン] をクリックします。
- (オプション) [オプション] パネルで [内半径を使用] を選択し、ポリゴンに内接する円の直径に基づいてポリゴンの寸法を設定します。ポリゴンに外接する円の直径に基づいてポリゴンの寸法を設定するには、このオプションのチェックを外します。
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クリックして、ポリゴンの中心を設定します。
別のスケッチオブジェクトに対する点の寸法の作成もできます。
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マウスをドラッグしてポリゴンを作成し、方向を変えます。
方向は、X 軸と Y 軸に対するポリゴンの角度です。
Tab キーを押して数値を入力し、直径、方向、または辺の数を変更します。
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クリックして、ポリゴンを完成させます。
ポリゴンの辺は全て関連付けられているため、1 オブジェクトとして扱われます。3D でプルするときに、ポリゴンソリッドのエッジと面もこの関係を維持します。
ヒント: ポリゴンスケッチを [トリム] ツールでトリムしても、ポリゴンの元の辺を [選択] ツールでドラッグして、ポリゴンを再度作成できます。
辺の数を設定するには
Tab キーを押し、ポリゴンを作成する際に数値を入力します。
または
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スケッチモードで、[選択] ツールでポリゴンを選択します。
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ポリゴンを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
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[サイドの数] プロパティに値を入力します。
ポリゴンは、3 から 64 の辺を設定できます。
ポリゴンソリッドの面からポリゴンの関係を削除するには
ポリゴンの面を右クリックして、[関連性を削除] を選択します。
ポリゴンの面への変更は、その面にのみ影響します。
オプション
[オプション] パネルでは次のオプションが使用可能です。
内半径を使用 |
ポリゴンに内接する円の直径に基づいてポリゴンの寸法を設定するには、このオプションを選択します。ポリゴンに外接する円の直径に基づいてポリゴンの寸法を設定するには、このオプションのチェックを外します。以下の図では、青色の円がポリゴンに内接し、オレンジの円が外接しています。 |
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全てのスケッチツールには、以下のオプションがあります。
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直交座標: スケッチ内の点を選択し、このオプションをクリックすると、その点からの直交座標が表示されます。直交座標は、選択された点からの X 距離と Y 距離を示します。点が選択されていない場合、原点からの X 距離と Y 距離を示します。
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極座標: スケッチ内の点を選択し、このオプションをクリックすると、その点からの極座標が表示されます。極座標は、選択された点からの角度と距離を示します。点が選択されていない場合、原点からの角度と距離を示します。
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グリッドにスナップ: このオプションでスケッチ中にスナップのオンとオフを切り替えます。スケッチ中、カーソルは小グリッド間隔の増減単位にスナップします。ディフォルトは、メートル法の場合 1 mm、またはヤード/ポンド法の場合 0.125 in です。小グリッド間隔の変更については、「単位オプション」を参照してください。
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角度にスナップ: スケッチ中に角度スナップのオンとオフを切り替えるには、このオプションを選択します。スケッチ中、カーソルは角度スナップの増減単位にスナップします。ディフォルトは 15 度です。スナップに使用する角度の増減単位の変更については、「スナップオプション」を参照してください。
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レイアウトカーブの作成: レイアウトカーブとしてスケッチカーブが作成されます。スケッチモードを選択していて、デザインを図面シートに移動した場合、図面シートにレイアウトカーブを作成するには、[オプション] パネルの [スケッチオプション] グループで [レイアウトカーブの作成] チェックボックスをもう一度選択する必要があります。プレーン上でのスケッチを参照してください。
例
ソリッドにプルされたポリゴンは、各辺の間の関係を維持します。この例では、1 つの辺をプルすると、ポリゴンの全ての辺がプルされます。