[デザイン] タブの [挿入] リボングループで [ミラー] ツールを使用し、[移動] ツールで移動できる任意のジオメトリをミラーします。 2 面の間にミラープレーンを挿入して、一緒に編集できるように 2 面を関連付けることができます。 ソリッド、サーフェス、面、またはカーブをミラープレーンの一方の側から他方の側にコピーできます。

スケッチモードや横断面モードを終了させなくても、カーブ、点、軸をミラーできます。 カーブをミラーする場合、そのジオメトリに変更を加えても他方の側には継承されません。

面に機能のパターンが存在するソリッドをミラーすることができます。そのパターンは両側で更新されます。 ソリッドをミラーする前にパターンを作成する必要があります。

ミラーを使用して形状を作成すると、そのプレーンはその後もミラーとして残ります。 ミラー関係は、他の 2D および 3D ツールを使用してデザインを編集する場合にも維持されます。

ミラーされたコンポーネントはストラクチャーツリーでミラーアイコン付きで表示され、エクスポートされるときもミラー関係は維持されます。

ミラーされたオブジェクトは、元のオブジェクトと同じレイヤに作成されます。 ミラーされた点では、そのミラー関係は保持されません。

オブジェクトをミラーするには

1. (オプション) [プレーンの挿入] ツールを使ってミラーとして使用したいプレーンを作成し、[移動] ツールでこれを配置します。

2. [作成] グループで [ミラー] をクリックします。

   [ミラープレーンを選択] ツールガイドが有効になります。

3. ミラーとして使用するプレーンを選択します。

4. [ボディのミラー] または [ミラー面] ツールガイドをクリックします。

5. 選択したミラープレーンの反対側で作成されるソリッド、サーフェス、または面をプレビューするには、デザインのソリッドまたは面上にマウスカーソルを合わせます。

6. ミラーを作成するオブジェクトをクリックします。

7. ミラープレーンが作成され、これはその他のツールでも反映されます。

   デザイン中のオブジェクトをクリックするか、ストラクチャーツリーでコンポーネントをクリックできます。

面をミラーしてボリュームを囲むと、ソリッドが作成されます。

ミラー面またはミラープレーンを削除するには

1. [作成] グループで [ミラー] をクリックします。

   [ミラープレーンを選択] ツールガイドが有効になります。

2. [ミラー削除] ツールガイドをクリックします。

3. ミラー関係を削除する面をクリックします。 任意の数の面をボックス選択することもできます。

   どのツールでも、プレーンを一時的に無効にすることができます。 ミラープレーンを表示するためにミラー面を選択し、次にミラーを無効にするためにミラーアイコンをクリックします。 再びミラーアイコンをクリックすると、ミラーが有効になります。

オプション

• ミラーオブジェクトのマージ: ミラープレーンとして面を使用する場合、あるいはソースオブジェクトの面の上にミラープレーンがある場合、2 つのオブジェクトがマージされます。 このオプションを選択解除すると、以下に示すように新しいオブジェクトが作成されます。

  

• ミラー関係の作成: このオプションを選択解除すると、ジオメトリのみが作成され、ミラー関係は作成されません。 どちらかのオブジェクトに変更を加えても、以下に示すように、他方のオブジェクトには反映されません。

  

デザインの 2 つの対称面の間に、ミラープレーンを作成できます。

ミラー関係をセットアップするには

1. [作成] リボングループの [ミラー] ツール をクリックします。

2. [ミラーの設定] ツールガイドをクリックします。

   デザインにおいて面上にマウスカーソルを合せると、実行可能な面がハイライトされます。 面は、デザインの別の面と対称であれば実行可能です。

3. 面をクリックします。

4. 平行な面をクリックします。

   2 番目の面が青でハイライトされ、ミラー面が 2 つの面の中間に表示されます。 1 つの面に対する編集内容は、他方の面にミラーされます。 2 つの面間のジオメトリは、それに応じて更新されます。

 

既存のミラーの反対側で同様の面を探すことにより、ミラー関係を作成できます。

ミラーの反対側で同様の面を探すには

1. [ミラーの設定] ツールガイドをクリックします。

2. 面をクリックします。

   Ctrl キーを押したまま複数の面をクリックして選択します。

3. Alt キーを押しながらミラープレーンをクリックします。

   ミラープレーンから等距離にある同一面が青色にハイライトされ、ミラー関係が作成されます。

ツールガイド

[ミラー] ツール内には、ミラープロセスを実行するのに役立ついくつかのツールガイドがあります。

	[ミラー面の選択] ツールガイドはディフォルトで有効になっています。 ミラーとして使用する面またはプレーンを選択します (このツールガイドを使用して、すでにミラープレーンが選択されている場合に別のミラープレーンを選択して使用することもできます)。
	[ボディのミラー] ツールガイドは、ミラー面またはプレーンを選択すると自動的に有効になります。 ミラーによって作成されるソリッドをプレビューするには、デザインのソリッド上にマウスカーソルを合わせます。 ソリッドをクリックしてミラーを作成します。
	ミラーとして使用する面またはプレーンを選択したら、[ミラー面] ツールガイドを使用して、ミラーする面を選択します。 面上にマウスカーソルを合せてこれを選択すると、ミラーによって作成される面がプレビューされます。 面をクリックしてミラーを作成します。
	2 つの面間にミラープレーンを作成するには、[ミラーの設定] ツールガイドを使用します。 この 2 つの面のみが、ミラーによる影響を受けます。 複数の面の間で関係を作成するには、Ctrl キーを押しながら面を選択し、続いてミラープレーンを選択します。ミラープレーンから等距離にある同一面が自動的に検出されます。
	面の間のミラー関係を削除するには、[ミラー削除] ツールガイドを使用します。 ミラー関係にある面を選択するか、任意の数のミラーされたペアをボックス選択できます。

例

機能のパターンを持つソリッドのミラー。片側のカウントが 7 から 5 に変わると、ミラーされたソリッドが更新されます。

スケッチされた円のミラー。 この円を変更しても、ミラーされた円のジオメトリは変更されません。

 

 

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