SpaceClaim オンラインヘルプ |
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SpaceClaim では、ANSYS に転送されるデザイン内で接触するボディやサーフェス間や交差するボディやサーフェス間で、トポロジー (面、エッジ、および頂点の接続) を共有できます。
共有トポロジーは、ボディの接合位置で等角メッシュを実行したり、ボディの交差を完全かつ確実にメッシュする唯一の方法です。
共有トポロジーは、他のボリュームボディやサーフェスボディ内に完全に組み込まれているボリュームボディやサーフェスボディにも適用されます。このような状況は、流量関連の解析では一般的です。
共有トポロジーの設定は以下の通りです:
ANSYS 15.0 およびそれ以降では、共有トロポジーは以下のケースに適用する [マージ] に設定されています:
ANSYS 17.0およびそれ以降では、共有トロポジーは、 ANSYS/Workbenchmの複数のボディのコンポーネントのにあるすべてのボディをグループ化する [グループ] に設定されています。それは、それぞれのボディの面とエッジをマージ、または共有 しません
共有トポロジーについて実践的に学ぶには、共有トポロジーのチュートリアルを参照してください。ANSYS における複数ボディパーツと共有トポロジーの処理方法については、ANSYS のオンラインヘルプを参照してください。
[共有トポロジー] プロパティが [共有] (または ANSYS 15.0 と16.0 で [マージ]) に設定されているコンポーネントの下の任意の場所にボディを配置します。任意の場所には (サブアセンブリの [共有トポロジー] の設定とは関係なく) サブアセンブリも含まれます。
このプロパティは、ストラクチャーツリーでコンポーネントを選択すると [プロパティ] パネルに表示されます。
親コンポーネント の [共有トポロジー] プロパティは [True] に設定されているので、シェーディング領域内のソリッドは共有されます。
[共有トポロジー] プロパティが [なし] に設定されていて、その親コンポーネントの同じプロパティも [なし] に設定されているコンポーネントに、ソリッドを配置します。
ANSYS は共有トポロジーを使用して、2 つのブロックをメッシュします。青いブロックにはインプリントされた新しい面が加わり、この面は緑のブロックと青いブロックで共有されます。小さいほうのブロックの底部に沿って、メッシュノードが配置されている点に注意してください。
2 つのパーツは別々のコンポーネントに存在し、ルートパーツの [共有トポロジー] は [なし] に設定されているので、ANSYS はこれらのパーツに別々のメッシュを作成します。
共有トポロジーのメッシュは、マージされたジオメトリと同じではありません。ここではボックスがマージされていて、共有トポロジーを使った場合の 2 つのボディとはメッシュが異なります。
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